会長ご挨拶
会長ご挨拶
大阪医科薬科大学
硬式庭球部OB会
第4代OB会会長 林 哲也
(学校法人 大阪医科薬科大学 循環病態治療学研究室教授)
大阪医科大学硬式庭球部は、昭和31年4月に正式誕生して60年以上の歴史を誇り、文武両道を目指す厳格な運動部です。平成22年9月発行の大阪医科大学硬式庭球部創部50周年記念誌には、庭球部の歴史や記念祝賀会の記録が記載されております。ホームページにも開示するよう準備を進めておりますので、是非ともご覧いただきますようお願いいたします。
さて硬式庭球部は、学内運動部の中でも厳しい指導と練習で知られておりますが、幸いなことに現役部員数は増加を続けており、平成30年5月時点で、医学科男子36名、医学科女子13名、看護科15名と多くの部員が所属しています。それに対して練習環境では、イレギュラーバウンドの多いクレーコート4面しかなく、しかも軟式庭球部との共有している状況であり、決して恵まれているとは言えません。それにも関わらず、年代によって選手の技術に差はありますが、近畿大会や西日本医学生体育大会などで優秀な成績を収めていることは賞賛に値します。故にOB会としても出来る限りの支援をさせていただきたいと考えております。
一方、OB会は昭和50年11月に結成され、現在の会員数は看護学部も含めて294名の大所帯となりました。歴代会長は、大川治先生が昭和62年まで、公文康先生が平成9年まで、そして辰見宣夫先生が平成23年まで就任されました。当時の私は、辰見先生より河本政一先生とともに副会長を務めるようご指示いただき、「スポーツ医学を語る会」や「坂井利郎クラブ」の運営など幾つかの新たな試みに挑戦してきました。坂井利郎先生(日本テニス協会常務理事)からは毎年、大阪靱公園で開催される世界スーパージュニアテニス観戦チケットとともに、暖かくて奥深いお言葉を賜り、現役学生共々大変感謝しております。また、新たなAMC(All-round Medical Care)研究会では学生教育にも配慮した内容で、様々な分野の先生方にご講演いただいております。
しかしながら、このようなOB会の活動資金である年会費の徴収がままならず、この数年は大変苦労しております。時の流れと取り巻く環境の変化により、長年OB会事務局としてご尽力いただいた東和会病院にこれまで同様のご協力をお願いすることができなくなりました。とりわけ深刻な問題として、過去2年間にわたりOB会誌の発行と会費徴収ができておりません。また、OB総会で既にご承認いただいた年会費自動引き落とし制度は、事務局を固定できない現状では実施が難しいため、これまで通りの振込みをお願いすることにさせていただきます。OB会費はできる限り現役に還元できるよう配慮したいと考えていますので、是非ともご協力ご支援よろしくお願いいたします。
昭和49年、早稲田大学商学部、軟式庭球の名手であった福田雅之助が残した言葉は有名ですが、坂井利郎先生の色紙にも「みんな頑張れ!この一球は絶対無二の一球なり」と書かれていました。現役部員は文武両道を実践すべく日々努力しています。我々卒業生は少しでも部員たちの力になれるよう協力すること、そして可能な限り、結果を残していただけることを期待していることをお伝えしてご挨拶とさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくご指導くださいますようお願いいたします。